映画 ラーゲリより愛を込めて 感想

エンターテイメント
ラーゲリより愛を込めて Amazonプライムで視聴できます。
戦争映画苦手ですが(心に残って眠れなくなるため)3日かけて視聴できました。
戦争後のソ連抑留の話なのでなんとか見れるかなと思い視聴しました。
きっかけは、友人が歌ったMrs.GREEN APPLEさんの”soranji”
を聞いて、歌詞ににすごく興味を持ったので視聴しようと思ったのですが、
良かったです!
二宮さん演じる主人公の山本幡男さんと、妻の北川景子さん演じるモジミさんももちろんよかったのですが、一緒にラーゲリ(ソ連の収容所)に入れられている仲間もよかったです。
この先はネタバレも含みますのでご注意ください!
終戦間近、ハルビンにいる日本兵がソ連に連行されてしまって、ラーゲリ(収容所)に戦争後も何年も抑留されてしまうのですが、山本幡男さんが人間らしく生き抜こうと仲間を励まします。最後に自身はガンで日本に帰れずに亡くなってしまうのですが、戦友たちが山本さんの遺書を覚えて(そらんじて)家族に伝えるという実話に基づいたお話でした。
桐谷健太さん演じる相沢さんが、上官に命じられて中国人を殺す場面がありました。
私の中国人の友人はハルピンの出身で、おじいちゃんが日本兵に撃たれて殺されたんだという話を思い出しました。戦場でないところで、こんな風に殺されてしまったのかもしれません。相沢さんは「その時人間を捨てた」と言って、戦争が終わったのに仲間を名前でよばず、「一等兵」と呼んで距離をとっているですよね。
相沢さんは、わかれた時に身重だった奥さんにと産まれているであろう子供に会うために、ラーゲリでの辛い生活を耐えていたのですが、日本との手紙のやり取りができるようになった時に、奥さんがすでに空襲で亡くなったということを聞いて、ソ連兵に殺されるために収容所の囲いの柵に近づくんですが、そこで山本さんが「生きよう」と励ますんです。
この映画は心が氷のようになってしまった色々な人のことを描いているのですが、わたしは相沢さんがなんだか共感できました。
相沢さん山本さん奥さんモジミさんに遺書を伝えるところは泣いてしまいました。
最初、渋い顔で、「俺は山本が嫌いだった」みたいなことを言っているんですが、
笑顔になって「妻よ!よくやった!実によくやった」ってモジミさんに遺書の内容を告げる相沢さんが、亡くなった自分の妻に言っているようで本当に切なくなりました。
モジミさん、調べてみると小学校の先生ののちに、埼玉県大宮市(今はさいたま市)の聾学校の先生をしていたそうです。知り合いのろう者のおじさん(モジミさんの子供たちと同じぐらいの歳)がここの学校の出身者なので、ちょっと聞いてみようかと思っています。
わたしの母方の祖父は戦争で満洲にいて、特攻隊にいたそうです。でも痔で飛行機に乗れなくて帰ってきたと祖母が話していました。祖父は戦争の話を全然してくれなかったので、大変な思いをしたのかもしれません。この映画を見ると、無事に帰ってくるのも大変なことだったんだろうなと思いました。祖父の地区の若者はみんな亡くなったそうで、祖父が戦争から帰ってきた後、地域のためにいろいろ働いていた理由もなんとなくわかるような気もします。
ちなみに祖父の若いころの写真をみたらベッカム似のイケメンでした!祖母に顔が良くて結婚したの?と聞いたら農家でコメがあったから、と。姑と小姑で苦労したから、町中の銀行やさんと結婚すれば良かったわとも言ってました。ちなみに祖母は樹木希林さん似で、叔父一人除いてみんな祖母似です。
話は戻って、京都府舞鶴市に”舞鶴引揚記念館”があるので機会があったら、行ってみたいと思います。

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